Moto Guzzi V7 Racer のカスタマイズ [自言自語]
ご覧のとおり、タイヤはBATTLAX BT-45(2本目)であります。
何を悩んでいたかって?
そりゃぁカスタマイズに決まっているじゃ〜あ〜りませんか!
どこをカスタマイズしたかですって?
その答えはこの写真にあるのですが、これを見て一発でわかる方いらっしゃいます?
まぁ、普通の人ならゼッケンに貼られたダヤンのステッカーを挙げるでしょうね。
しかし残念ながら答えは「ブ〜ッ!」。
過去のブログを見ていただくとわかりますが、ダヤンは以前から貼ってあります。
(っていうか、そのためにわざわざディーラーに預けたりしませんよぉ!)
では、違いのわかる男のネスカフェ・ゴールドブレンド(ちと古いか)な方は・・・
ズバリ、世にも希少なV7 Racerのオーナー以外に考えられないと言っても過言ではないでしょう。
ん〜、もうちょっと焦らしてもいいですか?
え、わかったんですか? それはそれは、勘のいい方ですね、ダンナ。
MistralのサイレンサーとHalcyonのバーエンドミラーと思った方は「ブ〜ッ!」。
これは前からです。
フォークブーツとウィンカーと思った方は「ピンポン」です。
でも、これらは些細なカスタマイズだし、それくらいなら自分でもできます。
自分でやるには難しい、いや、それなりの道具と技術があればできないことはないでしょうが、無理して自分でやるより専門家に頼んだ方が間違いなく上手くいく・・・というわけで、新青梅街道沿いにあるモト・イタリアーナ西東京=カネバン小金井店にお願いして、やっていただきました。
それを更にモディファイするのは容易ではありません。
下手をすると全体のバランスが崩れてカッコ悪くなってしまうかもしれません。
① いわゆる「Cafe Racer」のセオリーに則り、デザインの完成度を上げる。
BIKE EXIF, How to Build A Cafe Racerを参照してね
② エンジンには手を入れない。(すでにMistralとDiMSPORT RAPID BIKE EASYで充分)
③ フロントサスペンションのグレードアップとリアサスペンションのセッティングでポテンシャル・アップ。
V7 Racerを引き取ってから新青梅街道を西に向かって走り、途中のコンビニで休憩。
そこへヒョッコリ現れたのは滅多に見ないV7 Racer。
自分の以外で実際に走っているV7 Racerを見たのはこれまでに2台。
1台目はビーナスラインで。2台目は伊豆のBB Roadで。
そして今日、3台目のV7 Racerに遭遇。(なんてラッキーな!)
しかも3台目はひろネコのV7 Racerを見掛けて、わざわざUターンしてきたそうな。
広い宇宙空間で初めて地球人に遭遇した時のような運命的な出会い。
日本に何台生息しているかは知らないけれど、V7 Racerに乗っているというだけで思わず声を掛けたくなる気持ちはよくわかります。
聞けばまだ三十ソコソコだというから、お若いのに目が高い!
知らず知らずのうちに、一時間以上!?も話し込んでしまいました。
再会を約束してから、新青梅街道を彼は東に、ひろネコは西に。
その昔、「ワーゲン占い」というのが流行りました。
「黄色いビートル(フォルクスワーゲン)を見ると幸せになれる」と言われていましたが、V7 Racerを見てもきっと幸せになれるのではないかと。
少なくとも今日は「同志」に会えたような気がして、とても幸せな気分でした。
今日は偶然が重なって、とっても不思議で楽しい一日でした。
これもV7 Racer効果かもしれませんね。
粗忽者 [自言自語]
こんなにワクワクしたのは久しぶりであります。
ラジヲ体操がはじまって間もなく「お〜い、来たぞぉ!」とYさんがアタシを呼ぶ。
「行きま〜す!」と駆け出した途端、体操する公衆の面前でスッテンコロリン宙返りを決めてから仰向けに倒れる。
太陽がヤケに眩しい!
一体何が起きたかワケのわからぬままスクッ!と立ち上がり、再び走るアタシ。
「お〜い、大丈夫かぁ!」と叫ぶ声が後ろで聞こえるが、そんなことより宅急便。
山登りは二年ぶりだったし、普段身体を鍛えていないので、ヘタレな足が筋肉痛。
そんな状態で走ったものだから、そりゃ転びもするわな。
私は前回の東京オリンピック生まれですが、製造から半世紀以上経過した中年男子であることを全然自覚していないのであります。
朝焼けに染まる白駒池を堪能してから高見石へ登りました。
それから中山の頂上付近でラーメンを作っている最中にふと気がついた。
箸を持ってくるの忘れたのは幼稚園以来かも!?
ザックのポケットに入っていた中国の安ホテルからお持ち帰りした歯ブラシのみ。
いくらラーメンとはいえ、歯ブラシで食べるのは気が引ける。
そこで歯ブラシの先端=ブラシの部分を岩の隙間に突っ込んでボキッと折ってみた。
しかし一本だけではプラスチック製のちょっと太めのマドラー状の物体に過ぎない。
仕方なく麺を絡め取るように使ってみるが、箸にも棒にも歯ブラシにも掛からない。
幼稚園では箸を忘れた園児に割り箸を提供してくれましたが、山にはそんな気の利いたサービスはないので落ちていた木の枝で代用することに。
(熱湯消毒したからダイジョ〜ブ!?)
あれ?タオルはハンドタオルしか持ってないや。
シャンプーは・・・あれれ?持ってくるの忘れちゃったよぉ!
山の写真は後日ってことで。
クァルテット [自言自語]
TBSのドラマ「クァルテット」は久しぶりに見応えのあるドラマでした。
そのクァルテットを観ていてミゾミゾしたというのが本日の話題ではありません。
ウチのカミさんとその友達から成る弦楽アンサンブルの話であります。
その名は「サルベージ」(Salvage)。
「サルベージ」を辞書で引くと“海難救助”、“沈没船の引き上げ”、そして“廃物利用”とあります。
何故そんな変な名前を付けたのかって?
まぁ何と申しましょうか、その名前の由来については少々うにゃむにゃなのですが、アマチュア・オケを辞めたヤツとか、仕事が忙しくて音楽から足抜けしたヤツとか、「一応アマオケ入ってるけど、アンサンブルもやりてぇ」とかいう連中が集まった、言わば“敗者復活戦”みたいなものだからでありましょう。
では、ここで他己紹介であります。
実はひろネコも元アマオケでフルートを吹いていた経歴の持ち主。
カオス大陸に赴任してからも一人でショボショボ練習してましたが、アンサンブルをやるメンバーさえ集まらずショボ〜ン(’・ω・')だったので、ここは「渡りに船」とばかりに参加してます。
ウチの息子も通奏低音(電子ピアノでチェンバロ)で参加させようと企んでますが、ヤツは部活(合唱部)が忙しいのでおぢさん&おばさんには付き合ってくれません。
今練習しているのはテレマンの組曲イ短調、バッハのブランデンブルグ協奏曲第5番、モーツァルトの弦楽四重奏とフルート四重奏など。(テレマンとバッハはメンバー足りない)
どんだけ弾ける(吹ける)の?というツッコミは無しってことで(汗)
まぁ、何はともあれ音楽のある生活って楽しいですね。
もちろん聴くならプロの演奏の方が良いに決まってますが、たとえ下手クソでも自分で楽譜を読んで演奏することに意義があるのであります。
P.S.
アンサンブルに復活してから、CDも良い音で聴きたいなぁと思い、わざわざ秋葉原まで足を運んでゲットしたのがコレ ↓
PARC Audio製のウッドコーンのフルレンジ・スピーカー(アルニコ・マグネット仕様)。
高校生の頃からオーディオに凝っていて、スピーカーやアンプを自作したことも。
さて、今回はどんな箱を作ろうかな・・・いやぁ、ミゾミゾしてきました。
マンデリン [自言自語]
出張で蘇州に行ったら必ず泊まるのが玉山路(Yu Shan Lu)と淮海街(Huai Hai Jie)の交差点付近ある書香世家(Shu Shan She Jia)カという名の、オス大陸にしては珍しく風情のある小洒落た酒店(ホテル)。
ここはその近くにある星巴克咖啡(いわゆるスタバ)。
いつもなら美式咖啡(Mei Shi Ka Fei)、すなわちアメリカンコーヒーを注文するところを服務員さんが「本日咖啡怎样?」(本日の珈琲は如何?)というので「好啊」(いいよぉ)とあまり深く考えずに答えたら「需要十五分鐘可以吗?」(15分くらい掛かるけどよい?)と言う。
えっ、15分も掛かるのかぁ・・・と思ったが、暇だからいっか!と待つことにした。
待っている間にこの写真をパチャリ。
そして出てきた咖啡はいつもの美式よりも香ばしく、程よい苦みとコクがあって◎。
ん〜、まさにひろネコ好みの味。
もしやと思って「这是曼特宁吗?」(これってマンデリン?)と訊いてみるとアタリだった。
あいや〜、大陸でもこんなに美味しいコーヒーが飲めるのねん!と思いましたとさ。
メデタシ、メデタシ。
P.S.
この前、Leica M10 のことを書きましたが、もう一つ、気になるカメラがあります。
それはFujifilm のX100F。
いつも読んでいるBlog の一つ「TAKAHASHI-DESIGN/BLOG」の京都嵐山の紅葉を見たら、あいや〜、欲しくなっちゃった!
以前から「Fujinon 23mm F2 良いなぁ♡」と思っていたけど、これはイカン。
こんなレンズがボディ込みで15万円でおつりがくるなんて・・・なんてお得なんだ!
(Leica のおかげで金銭感覚がマヒしてますが)
X-Pro2+XF35/1.4Rとセットで使ったら「交換レンズ」ではなく「交換ボディ」。
ん〜、いいかも♡
Leica M10 − レンジファインダーの誘惑 − [自言自語]
昨日はM Monochrom のセンサークリーニングを頼みに銀座へ。
カスタマーケアは日曜日と月曜日が休みと思っていたのに閉まっていて、あら残念。
聞けば日月以外に、祝日も休みだそうな( ̄◇ ̄;)ってことは三連休かい!
ここまで来たついでに発売されたばかりのM10をオサワリして帰ることに。
目にすれば、噂のとおり、薄くてスリム。
手にすれば、まさにM2やM3のソレと同じでジャストフィット。
比較すれば、自前のM Monochromがデブに感じる(笑)
フィルム巻き戻しノブを再現したISOダイヤル、そしてシンプルな操作系。
余分なものを排したところが「◎」であります。
何よりも驚いたのはファインダー。
おおっ、これは見やすい!
倍率は上がったし、視野も広がったし、とにかくクリア。
しかも距離計に浮かぶ像のコントラストが高く、ピントノブの移動とともに「スッ」と合うので気持ちが良い。
ブライトフレームをが太すぎるのと、50mmと同居する75mmのフレームが邪魔という点を除けばホボ満点であります。
今までM Monochrom 以外は御莱夏様を買わない理由を並べることができたけど、M10 にはソレがほとんどにゃい。
「さぁ、皆さんの不満は解消したんだから、もはや買わない理由はないでしょう?」
そう言って、Mr.ステファンが微笑みながら手招きしているのであります。
AF 無ェ♪ 動画も無ェ♪
便利な機能はほとんど無ぇ♪
ズームも無ェ♪ 連写も無ェ♪
動体撮るのもチョ〜不便♪
ハァ 露出決めて♪ ピント合わせ♪
んなことイチイチやってらんねぇ♪
万能じゃねぇ♪(しかも)お安くねェ♪
カネ持ちジジイのステータス♪
オラこんなカメラ〜いやだ〜っ♪ オラこんなカメラ〜いやだ〜っ♪
一眼レフ買うだぁ♪
一眼レフ買うから♪ 銭こぁ貯めで♪
大三元全部揃えんだぇがぁ♪
という御仁は向いていないカメラ。
確かに、レンジファインダーは古臭い技術かもしれない。
一眼レフに比べていい加減だし、ボケの確認できないし、超広角や望遠に向かない。
ミラーレスのEVFだって最初は違和感あったけど、今では実用上何の不足もない。
しかし、しかしであります。
Konica C35 以来、Fuji GS645S、New-Mamiya 6、Leica CL、Leica M2 & M3 とレンジファインダーを覗いて写真を撮ることに慣れてしまったひろネコ。
もはやカメラはレンジファインダーとそれ以外という分類しかできません。
X-Pro2のハイブリッドファインダーも悪くないんですが、ちょっと違うし・・・
写真のできあがりとは関係ないだろ?というのも一理(いや九理くらい)あります。
じゃがしかし、写真は撮る時の「感覚」も関係あるのよねぇ・・・
Leica M10 は今や絶滅危惧種となった世界で唯一のレンジファインダー式デジタルカメラ・Leica M シリーズの最新モデル。
これを買わずにいられるか・・・こりゃ、時間の問題かも(予算もな)。