小野神社と矢彦神社 [辰野通信]
小野神社と矢彦神社は国道153号線の塩尻市と辰野町の境に跨る場所にあり、
塩尻側が小野神社、辰野側が矢彦神社。
両社を隔てる塀はなく、同じ敷地内に二つの神社が並んで建っている感じ。
両社共々7年毎に“御柱祭”があり、諏訪大社の御柱祭の翌年と決まっています。
“御柱祭”としての知名度は諏訪大社に軍配が上がるようですが、小野・矢彦神社の
“御柱祭”も壮麗で見応えがあるとか。
次の御柱祭ですが、諏訪大社は来年(2016年)、小野・矢彦神社は再来年(2017年)。
昔から「人を見るなら諏訪御柱、綺羅を見るなら小野御柱」と言い伝えられて、
小野の御柱も諏訪大社に負けず劣らず見応えあるそうです。
『御宿ひろネコの館』では“御柱祭”の一年前から宿泊の予約を承っておりますので
よろしくお願いします(なんちゃって)
ところで、35年ぶりに再会した親父が他界したのは今から約4年前。
その親父の弟から「宮司を継がないか?」と唐突に言われたのは葬儀の直後だった。
「この人、何言っちゃってんの?」と一瞬思ったが、聞けばひろネコの親父の親父、
すなわち祖父の実家は菅原道真公で有名な京都・北野天満宮に由来する北野天神で
宮司を司る家系なんだそうな。
親父の実家は埼玉県T市の農家だとばかり思っていたから、親父の親父が宮司の家の
次男坊で、長男が宮司を継ぐので農家の婿養子に行った話をされてもピンとこない。
宮司という役職は世襲制なのか、血の繋がった直系の男子しか継げないらしい。
つまり、親父の親父の兄貴の家は女ばかり。
たとえ婿養子を迎えても、血の繋がりのない者は宮司を継ぐことはできないと。
ん〜、急にそんなこと頼まれてもなぁ・・・あ〜ん、ひろネコ困っちゃう〜〜〜っ!
そもそも大学は神道学科じゃないし、1つ年上の兄貴の結婚式で神主さんが唱える
「かしこみかしこみ」という台詞に「ぷぷっ」と笑ってしまうような不謹慎なヤツが
宮司になるなんて罰が当たりますって。
で、その後どうなったかというと、皆さま御存知の通り。
“世界をタマに駆ける単身赴任サラリーマン”として元気にやっております。
ライカをぶら下げた宮司がいても良い。
by かいはら (2015-06-05 09:32)
アタシが宮司になったとしたら
オスカー・バルナック公を祀ったライカ天満宮を創建。
ウェッツラーから切り出した“ライカツリー”を“御柱”にします。
by hironeko (2015-06-06 00:03)