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行くに行かれぬ坂巻温泉 [ぶらり旅]

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坂巻温泉は槍ヶ岳の槍沢を源流とする梓川(中流は犀川)の谷間に隠れた秘湯中の秘湯。
秘湯好きなひろネコとしては昔から一度行ってみたかったのですが、地理的にとてもビミョ〜な位置にあるので「行くに行かれぬ温泉」のベスト10に入っていました。

何故なら坂巻温泉は長野県松本市から岐阜県高山市へ向かう国道158号線の梓湖の先、
上高地との分岐(釜トンネル入口)の少し手前、カーブとトンネルが連続する険しい道の、
トンネルを二つに分断している梓川の谷に掛かる橋の袂を「カクン」と曲がらないと行かれないという何とも絶妙な場所にあるのです。
『坂巻温泉』のバス停の存在に「あっ」と気づいた時には既に次のトンネルに突入!
しかもUターンできる場所が皆無なので「まぁいっか・・・」ということになりがち。
結局、その先の平湯温泉とか白骨温泉まで足を伸ばすというオチがついてしまいます。

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ここが坂巻温泉の入り口。
昨日は金沢からの帰り、高山方面から来たので『坂巻温泉』のバス停だけじゃなく、看板も見つけることができました。
もちろん、カーナビ(といってもスマホでGoogle Mapですが)のおかげもあります。
ただし、トンネルとトンネルの間=橋の長さは100m足らず。
60km/hで走っていたら、たったの6秒で通り過ぎてしまうので要注意であります。

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坂巻温泉の内湯。
コンコンと湧き出す透明な湯に白い湯の華が浮遊し、ほんのりと硫黄臭がします。 

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体と髪を洗い、ひと通り温まったところで露天風呂へ。
急な階段を降りてゆくと正面が殿方用で左が御婦人用。
ちなみに、殿方用は駐車場から丸見えです(笑)

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こちらは殿方用露天風呂。
週末なのに誰もおらず、貸切状態でした。
梓川を隔てた対岸の急斜面がグッと迫り、秘湯感満点です。

いやぁ、悲願達成ともいうべき坂巻温泉。
無色透明な硫黄泉は「清々しい」という感じの良いお湯でした。
一週間に渡る金沢合宿の疲れをすっかり湯に流し、元気ハツラツで帰還したひろネコでありました。

 


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