ネクタイを解いて [日記]
転職第一日目の仕事を終えて帰宅。
真っ先にネクタイを解いて「ふい〜っ」と一服。
サラリーマンとはいえずっと工場勤務だったので作業着しか着たことのなかった私。
スーツがこんなに窮屈で、ネクタイがこんなに息苦しいとは思いませんでした。
スーツ持ってなかったのかって?
そりゃ持ってましたよ、一着くらいは(笑)
カミさんの親父さんに買ってもらったんですが、着る機会がなかっただけです。
もちろん一着だけでは無理なので、今回の転職を機に二着ほど新調しました。
ネクタイだって結べますよ。
何を隠そう、中学生の息子に制服のネクタイの結び方を教えたのは私ですから。
息子に父親らしいことをしてあげた数少ない事の一つ。
まぁ、今じゃ息子のほうがネクタイ結ぶのは上手ですけどね(笑)
緊張の糸が緩んだところでお腹が空きました。
しかし引っ越ししたばかりで買い出し不十分なので自炊するのは面倒。
かといって外食するにも近所にあるのは蕎麦屋くらい。
その蕎麦屋の十割蕎麦がめっちゃ美味いんですが(蕎麦屋の件、後日報告します)、
普段は昼時しか営業していないので夕食は自炊するかコンビニ弁当くらい。
なので、とりあえず買っておいたパスタを茹で、レトルトのソースで一丁上がり。
昨日はカルボナーラだったので今日はボロネーゼ。
980円で買ったボルドーの白を開け、BGMはバッハのヴァイオリン・コンチェルト。
伊仏独ゴチャ混ぜの浮かれた気分で、いただっきま〜す!(=⌒◯⌒=)
ところが、どちらかと言うと甘口のはずのボロネーゼが妙に辛口なのであります。
タバスコをダブダブ掛けたわけでもないのに、なんじゃこの辛さはっ!
「大陸に十数年も住んでたくせに今さら辛いもヘチマないだろうがっ!」
とお思いの方、アナタは知らないのであります。
実は私、香辛料の中でも唐辛子や山椒の辛さが大の苦手。
だから大陸料理の、いわゆる四川料理とか湖南料理のほとんどが食べられません!
いや、まったく食べられないというわけではないんですが、汗が文字通り「滝」の
ように流れ、舌がしびれて「ヒィヒィハァハァ」になってしまうので、バスタオルを
一枚持参したくらいではとても収拾がつかないのであります。
仮にその状況というか症状を見たらほとんど病気っていうか、「辛さ過敏症ですね」
と医者に宣告されても過言ではないくらい。
しかも脳ミソがボロネーゼ=甘口と信じて疑わないところを、まるで騙し討を喰らったかのように辛口だったので味覚がパニック。
食べ慣れたはずのシリーズの味に一体何が起こったのか?
まさかの不良品?! いんにゃ、それはあり得ない。
念のためパッケージを確認してみたところ・・・・
へぇ〜、そうだったんだぁ・・・私が間違えて買っちゃったのねん orz
P.S.
“思い込み”とは困ったもの。
食べているうちにそんなに辛くないことがわかり、むしろ「美味しいじゃん!」と
思ったひろネコでありました。
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