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初夢 [南通]

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濠南路の夜景

正月は久しぶりに激寒の長春へ行こうと思っていたのに仕事でドタバタしていて
飛机票の手配を忘れたのでボツ!( ̄〜 ̄;)う〜む
その代わりに上海へ行って写真を撮ろうと思っていたひろネコでありますが、
新年早々インターネットの状態がイマイチなのか宿の予約をしようとポチッとしても
反応がなく、何度もポチッとしているうちに面倒くさくなって断念!( ̄_ ̄;)

ちっ、新年早々ダメじゃん!と思っていたら上海・外灘で「将棋倒し事件」が発生!
いつ何が起きても不思議じゃないカオス大陸で長く生活していると国家的イベントや
人民大移動の時期は何かと危険なので人混みには行かないほうが安全だ!というのは
それなりに正しい判断だと思います。

その点、ここ南通は百貨店の開店セールでもないかぎり善良は人民が血眼になって
殺到するようなイベントは皆無なので安心。
その分退屈といえば退屈なわけですが、わざわざ危険を承知で一度きりの我が人生を
カウントダウンするくらいなら、正月は地元でまったりと過ごすほうが長生きできる
というものであります。


ならば何して過ごしてんのさ?というアナタの疑問にお答えします。
この正月は今年のテーマに合わせて南通の街をロケハンを兼ねてぶらぶら。
しかしまぁ、ネタが少ないですなぁ、南通は(笑)
散々歩き回ったけど、収穫はイマイチ。
それでもあることはありまして、これなら今年は思い切って「アレ」を導入するのも
よいではないか、よいではないか……と思った次第。(= ̄▽ ̄=)ふっふっふっ

なぜなら、最近のレンズはよく写り過ぎるからであります。
写り過ぎるというのも考えもので、重箱の隅まで律儀に描写されてしまうと自分の
表現したいイメージとは異なる絵になってしまうこともしばしば。
写真というのは写実主義になりがちですが、そればかりが写真ではありませぬ。
この世に数多のレンズが存在するのは画家が絵筆や絵の具を選ぶように写真家にも
それなりの選択肢があって然るべきという神のお告げなのであります。

たとえばXマウントのFujinonレンズは南アルプス天然水のように限りなく透明で
繊細な絵を描きますが、時には長江(揚子江)のようにドロドロと濁った絵がほしい
時もあります。
あるいは印象派の絵のようにふわりと柔らかい描写とか、太くて濃い鉛筆で描いた
デッサンのような描写がほしい時もあります。
そんな時に「アレ」があるとあんなコトやこんなコトもできるなぁ……なんて、ね。

「アレ」が何かはまだナイショですが、春節休みの帰国に合わせて「ポチッ」と
逝ってしまいそうな自分がコワイ( ̄▽ ̄;)うきゃ〜っ!

こりゃ、初夢に出てきそうだわ(爆)



今夜はドビュッシーの小品で「夢」(Reverie) を聴こうと思います。
原曲はピアノですが、本日は太田嘉子さんのフルートと太田茂さんのファゴット、
そして山畑るに絵さんのハープによるトリオで。
『白い風景』というアルバムに収められた素敵な演奏です。



タグ:X-T1 XF35/1.4R
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