いかれポンチな花嫁 [自言自語]
父親が地元で成型工場を営むという通訳兼事務の中国女子が近ごろ仕事そっちのけで
「我要結婚了!」(アタシ結婚するの!)と浮かれまくっていた。
いかにも「90後」らしくワガママ放題に育てられた「いかれポンチな田舎娘」の
お相手は親から紹介されて相親(お見合い)したばかりの韓国的明星風イケメン男子。
(90後とは1990年以降に生まれたバブリーな一人っ子のこと)
日本人スタッフのYくんが彼女にツッコミを入れます。
Yくん: どんな人?
いかれ: わかんない でもカッコイイ♡
Yくん: 何してる人?
ポンチ: わかんない でもお金持ち♡♡
Yくん: 好きなの?
田舎娘: わかんない でもお父さんがお金持ちと結婚しろって♡♡♡
なんじゃ、そりゃ〜〜〜〜〜〜っ!
(リーガル・ハイのガッキー風に)
ま、本人がそれでいいって言うんだから別にかまわないけどね。
それからしばらくして、来週私の家で結婚式するからみんなで来てね!
社内で無差別攻撃的に宣伝するのはいいけれど、平日の真っ昼間から結婚式に
参加しろって言ったって、仕事はどうするんだよ!
みんなに来てほしいなら週末にするか、平日なら夕方からではダメなの?
んん〜♡ ダイジョブ! ダイジョブ!
おひおひ、何がダイジョブなんだよ?
中国の結婚式ですが、ホテルのレストラン等で行う場合はお色直しを挟んで婚礼と
披露宴が連続して行われることが多いのですが、今回のケースは南通の田舎なので
朝から晩までダラダラと人が集まり、ダラダラと飲んで食べて、そのまま次の日も
続くカオス状態が予想された。
そして当日、朝っぱらから日本人中国人に関わりなく無差別攻撃的に電話してきて
大家都一起来吧!来吧!(みんないっしょに来て!来てぇ!)を連発。
コイツ、営業妨害する気かぁ!?
一時間後、今度は会社にやってきて形振り構わず「来て!来て!攻撃」を開始する
いかれポンチな花嫁。
しかも現場に土足で! ( ̄_ ̄;)むむっ、この不届き者がぁ!
靴を脱げ! 仕事の邪魔をするな! と注意するが、いかれポンチな花嫁は
ルンルン気分で聞く耳持たず……そして最後は強制撤去!
更に昼近くなると再び無差別攻撃的な電話勧誘がはじまった。
ちょうど外注さんの総経理が来ていて、こっちは会議中だった。
为什么你们还不过来啊!(どうしてみんな来てくれないの?)
こっちは会議中だっちゅうの!(アンタはストーカーか?)
そして午後、再三にわたる「来て!来て!攻撃」にウンザリしてきたところへ
いかれポンチな花娘の父親自らが日本人スタッフのYくんに電話を掛けてきた。
しかしまぁ、こんな話は前代未聞!
娘の務める会社の人に来てほしいなら、日時と場所を選んで招待状を配ればいい。
いくら傍若無人で礼儀知らずと悪評高い中国人といえどもこれはありえない。
日本人の中には「まぁまぁ」と事なかれ主義に走る御方もいらっしゃいますが、
こういう時はビシッ!と言わないと後でツケ上がってますます手に負えなくなる。
いかれポンチな花嫁に対する躾けもなっちゃいないが、一つの会社を取り仕切る
経営者でもある父親が娘の務める会社に対する配慮くらいできなくてどうする?
ただ、そこは自己中を絵に描いたような成金中国人。
周囲への配慮ができたら中国人は世界中でもっと好かれるんだろうけど……ね。
南京東路で見かけたバカップル
宝石店の前から逃げようとする男朋友(彼氏)と逃がすまいとする女朋友(彼女)
ところで、中国四千年の歴史から生まれた「騎馬探馬」という四文字熟語は
直訳すると「馬に乗りながら(別の)馬を探す」という意味になります。
これを当代中国女子に当てはめると「キープくんと付き合いながら本命くんを探す」
ということに。
近年、結婚に対する中国女子の要求は越来越高!(ますますエスカレート!)
もしもアナタが本気で愛しるなら……
中国女の殺し文句!( ̄◇ ̄;)
ベンツの中で泣くならマシだけど
自転車の上で笑うなんてまっぴらよ!
自分のことは棚に上げたワガママ女の底知れない欲望を
満してあげねば捨てられてしまう可哀想な中国男子(泣)
そこで中国男子にとっての究極の選択とは!?
美女か没女か、それが問題だっ!
発音は同じ「Mei Nv」なのに片や美女、片や美貌もナシ、スタイルの良さもナシ、
若さもナシ、金もナシ、学歴もナシとナイナイ尽くしの没女。
美人は競争率が高いから諦めるとして、多少性格が良くてもダサ(土)くてデブ(肥)で
丸い(圓)土肥圓(Tu Fei Yuan)を選んだら中国男子の面子が立たない。
だからせめて背が小さく(小)て華奢(娇)で恥ずかしがり屋(羞)で思わず守ってあげたく
なるような小娇羞(Xiao Jiao Xiu)な女の子を求める中国男子。
しかし理想と現実のギャップはチョモランマよりも高く、婚活する中国男子にとって
当代中国はまさに受難の時代なのであります。
三年ほど前、東方地区某都市の繁華街で銀行強盗をやらかした中国男子がいました。
彼がそんな大それた事件を起こした動機は女朋友にプローポースしたら「アタシと
結婚したいならどんなことをしてでも家を買ってくれなきゃイヤッ!」だったとか。
ちょっと待て、だからって銀行強盗することないでしょ?
しかも逃げる途中で警備員を刺してしまったらしく、罪状は強盗未遂&傷害罪。
ん〜、人生終わってますな。
かぐや姫じゃあるまいし、そんな高飛車女のために人生を狂わせるなんてアホじゃ!
それよりも、刺された方はいい迷惑だ!
ところで、このような悲劇が生まれる婚活事情の中で既婚の中国中年男は如何に?
遡ること数年前、某市政府外事弁の部長さんと一杯やりながら写真展の打ち合せを
している時、何を思ったのか部長さん「日本の男が羨ましいなぁ…」とつぶやいた。
日本の男は奥さんに財布の紐を握られていて、毎月お小遣いをもらうんですよ。
いいじゃないか!日本は奥さんがしっかり管理していてヘソクリまであるんだろ?
中国じゃ確かに男が財布の紐を握っているけど、支払いはすべて男の財布から。
しかも家や車などの高額商品はすべて奥さんの名義、住宅ローンや車の維持費や
公共料金はすべて男の名義なんだぞ!と拳を振り上げた。
中国の男はすぐに浮気するから離婚するときに取りっぱぐれないようにと結婚の際に
約束させられたらしく、ビールを一気飲みしてから「あいや〜」と溜息を。
ん〜、中国の女は賢い!
そして中国の男って女からぜんぜん信用されてないのねん(笑)
で、そのバカ女の結婚式に、会社の人たちは行ったの?
by かいはら (2014-12-28 13:49)
かいはらさん
あまりにもしつこいので、昼休みにメシだけ食べて速攻で帰ってきた人、仕事終わってから渋々行った人、最後までシカトした人と様々でした。
by hironeko (2014-12-28 14:01)