春分の日は春の気分 [日記]
今日は春分の日。
今朝起きたら空気絶賛汚染中の上海にしては珍しく青空がっ!
おおっ、東方明珠(右端)まで見えるぞ!
さっそく空気汚染の生活指数を調べてみると……
美国(アメリカ)大使館発表の生活指数は「78」で「良」 (=´∇`=) おお~っ!
環保局発表の生活指数は「50」で「優」 (=①。①=) マジか?
あいや~、上海の生活指数が「良」とか「優」なんて滅多なことじゃありませんぜ、
ダンナ!
というわけで、X-Pro1を肩に御出勤。
信号待ちの交差点で見上げると、真っ青な空がまぶしい!
暖房用の石炭を焚く北国のドンヨリとした空気のようだとせっかく暖かくなっても
春の気分になれませんが、今日は気温も高く、上海に来て以来初めてに近い清々しい
朝です。
いつも二日酔いの脳ミソようにモヤッとした街も今朝は何だかスッキリさわやか。
自転車もルンルンですな。
お昼近くになっても青空が広がり、4km先の外灘までよく見渡せます。
午後になってもコンディションは良好で、いつもなら白く煙って埃っぽい地下鉄の
工事現場も今日は作業を中止しているかのようにクリアです。
日によってはフォグランプを灯けたくなるほど靄が掛る延安中路界隈も街灯やビルの
ネオンにフレアが出ることもない。
少し冷え込みましたが、放射冷却のせいかな?
上海のデジカメ市場の景気が急激に衰退したのはこの空気汚染のせいなのでは?
とマジで思うほど上海の空気汚染は深刻。
こんな空気では外へ出て遊ぶ気になれないし、どんなにシャープなレンズを使っても
曇ったようにしか写らないほど視界が悪くては写真を撮る気になるわけがない。
望遠レンズなんか使ったら最悪。M2.5の充満した空気を圧縮しちゃいますからね。
何たらコートも非球面もローパス・レスも強力なRAW現像ソフトも役に立ちません。
逆に普通じゃ撮れない幻想的(?!)な風景が撮れたりして?
経済的発展も結構ですが、皆が気持ちよく、そして安心して暮らせますように。
爆弾が落ちてきたりミサイルが飛んできたりして一瞬でオサラバ!になるのも嫌です
が、大気汚染は長い時間を掛けてゆっくりと浸透していく毒薬兵器みたいなもの。
「大気汚染手当」を導入する会社もあるようですが、健康は手当では買えませんから。
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