数河七福神 [ぶらり旅]
国道41号線の数河峠(すごうとうげ)を通りすぎようとしたところで巨大な鳥居を発見!
Uターンしてみると「菅生稲荷神社」の鳥居の後ろに巨大な御狐様がいらっしゃる。
その対面、ドライブイン数河の前には「日本一の巨大木一本彫刻」の看板もある。
「ん〜、これはデカイなぁ」とつぶやいていると黒塗りのKawasaki W400 に乗った
女性ライダーが鳥居の正面にバイクを停めて写真を撮りはじめた。
「ずいぶん大きい鳥居ですね」
「いやぁ、怪しいオーラを放ってますよね」
そんな会話をしながら「隣は何でしょうね?」とまずは二人で隣にある社を探検。
菅生稲荷神社(すごういなりじんじゃ)の鳥居の隣りにある社(やしろ)に一歩入ると
ドライブイン数河の看板に「日本一の巨大木一本彫刻」と謳われている飛騨七福神。
一見すると怪しげに微笑む七福神一体一体の表情を見てゆくと、
何とも味わいのある顔をしているではありませんか!
というわけで、飛騨七福神のお顔をHektor 135mm F4.5に接写リングをつけて
撮ってっみました。
寿老人(他の六福神は高さ1〜2mなのに寿老人だけは5.5mの巨人であります)
後で調べたら、山村佐藤兵衛(やまむらさとべえ)と中村円正(なかむらえんしょう)という
飛騨の匠として知られる二人の彫師のコラボだったのであります。
この寿老尊太鼓を敲くと老人ボケ封じになるんだそうな。
今度来る時はバさまを連れて来て敲いてもらいましょう。
いやぁ、いいモノを拝ませていただきました。
ぶらり旅はこのような偶然の発見があるからやめられまへんなぁ。
予めガイドブックなぞ読んで計画を立ててしまったら、旅はガイドブックの内容を
確認するためと計画を実行することが目的になりかねませんからね。
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