笹だんご [新潟]
で、ひろネコが買ったのはこの量産型の御土産品ではなく、作った本人が直売してた
「朝手作り笹だんご」(中味こしあん)5ケ入り630円也であります。
昼食用として一緒に買ったのが、これまた手作りのおにぎり(岩船産こしひかり)。
具はオカカとフキ味噌で2ケ300円也。素朴な味が何とも日本的。
ちなみに、笹だんごを結んでいる藁は岩船産こしひかりの藁だそうな。
笹とヨモギの香りが真新しい畳にも似て何とも芳しい!
中の「こしあん」がホンノリと甘く、まろやかで美味!
いやぁ、余は満足じゃ!
この時期、村上や中条や新発田あたりの家庭ではそれぞれ近所の山で笹、田んぼの
畦あたりでヨモギを採って来て、ばぁちゃんやかぁちゃんたちが息子や孫のために
「笹だんご」作るそうな。
そこで新潟工場の人にいろいろ訊いたところ、たいていどこの家でもばぁちゃんが
近所の山へ「笹だんご」に使う笹を取りに行くそうな。
そして採ってきた笹の葉を笹だんごの工場へ持って行くと一枚一円で買い取って
くれるそうで、ばぁちゃんたちはそれを内職の一つにしているそうな。
上質な笹というのは山奥の険しい谷の斜面に生えていて、それぞれ“秘密の場所”を
持っているそうじゃが、その険しさ故に時々足を滑らせて谷に落ちて怪我をしたり
死んでしまったりする人もいるそうな。
そういう意味では笹だんごを作るのも命がけ!なのであります。
そんなわけで、笹だんごを食べるときは心して食べるように!
こちらは新潟工場のSさん家の「笹だんご」。
同じ「笹だんご」ですが、笹の香りもヨモギの香りもあんこの味も関川で買ったの
とは微妙に違います。
ちなみにこちらのあんこは「つぶあん」でした。
やはり好みの違いと言いましょうか、その家によって味は違います。
甘さ控えめで、これもまた絶品であります(ヨダレ)
P.S.
皆さん期待(!?)の弥彦神社リポートは後日ってことで m(_ _;)m
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