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哈尔滨への旅支度 [日記]

真っ直ぐな道_18_4.JPG
え~、私・ひろネコは明日から極寒の街・哈尔滨(ハルビン)へ行ってきます。
天気予報によると、12月31日~1月1日の2日間の最高気温は零下21℃、
最低気温は零下28℃とのこと。
零下30℃も夢じゃない!と思っていたので、やや物足りない!?

機材はRolleiflex 3.5F、Leica M2(M3は御留守番)、そしてEpson R-D1x。
ところが、昨日現像から上がって来たポジをチェックしてみると
M2で撮ったポジは途中から断続的に光線漏れのような現象が発生していました(泣)

その日の南湖公園は零下28℃。
おそらくM2はシャッター機構のグリスが凍結してシャッターの動作が不安定になり
後膜が時々閉まりきらなったのでしょう。
ん~~~~、これは最大の不安要素です。

そもそも私がLeicaを使う理由の一つが電池不要の機械式のシャッターであること。
つまり「サバイバルに強い」からです。
ところが、その最大にして最高の武器が、零下28℃の世界には通用しないという事実!

一方、同日にRolleiflexで撮ったポジには何の問題も発生していません。
はて、どういうことか?
Rolleiflex 3.5Fは機械式のレンズシャッターなので、
Leicaのフォーカルプレーン・シャッターと違ってグリスを一切使っていないのではないか?

そこで伏兵・Nikon F2を窓の外、エアコンの室外機の上で晒し者にして
耐寒テストをしてみました。(良い子の皆さんはマネしないでね!)

気温零下20℃、湿度58%、放置すること2時間ポッキリ!
果たして、その結果は?
R0012911.JPG





















あ~ら、Nikonさん、ぜんぜん平気じゃん!(爆)

F2は零下20℃でも絶好調で、全速で「シャキ~ン!」と景気好くシャッターをリリースします。
というわけで、今回はピンチヒッターとしてF2も御供に加わることに。
ただしレンズが……ズミクロン50mm改とマクロレンズしか持っていないじゃん(泣)

一方、M2の方は特に低速域で「スッ、パッシャ……」と若干勢いが鈍くなってるような
……それでも後膜はちゃんと閉じていて、零下20℃までは使用に耐えるようです。
やはり零下28℃は厳し過ぎたのか?

果たして哈尔滨で最後まで生き残るカメラはどれなのか?
こりゃ人間も含め、「耐寒テスト人柱の旅」になりそうだ(笑)


というわけで、2012年のひろネコの館はここまで。
2013年版は哈尔滨から戻ってから改めてスタートします。
それでは皆さん、良いお年をお迎えください!!!!
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わん

私もお休みで昨日までハルビンでした(死にました)。
ハルビンも長春に負けないくらい好きです。
自分のお気に入りをレンズを通して物語みたいにして
みせてくれるひろネコさんの写真を、今年も楽しみに
しています。
ハルビンはフォトジェニックすぎる街で、写真を拝見するのが
楽しみですが、カメラとひろネコさん、無事だろうか笑?



by わん (2013-01-01 14:34) 

hironeko

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ハルビンから生還しました(笑)
いやぁ、死ぬかと思いましたが ( ̄▽ ̄;)
写真はボチボチと掲載しますのでお楽しみに!
by hironeko (2013-01-04 00:38) 

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