新しい季節 [日本]
今日から4月。
心機一転、新しい世界へ向けて只今準備中のひろネコであります。
上の写真は昨日撮影したもの。
場所はJR中野駅前商店街の桜並木。
レンズはひろネコの館では初登場となるP.Angenieux Alitar 180mm F4.5 。
本来はAlpa Refrex 用のレンズですが、マウントアダプターを介してα7Ⅱで。
その柔らかい描写と淡い色彩はデジタルでも変わらず。
コントラストが低いので暗部も潰れることなく、桜並木がいい感じになりました。
特徴は鏡胴の設けられたダイヤル式の絞りとAlpa Refrex 用のシャッターボタン。
ひろネコの館にはまだ登場していないRetrofocus R11 28mm F3.5 もこれと同じ。
唯一無二とも言える操作は慣れるまで超・面倒ですが、カチカチとクリック感のある
絞りダイヤルの感触は一度使うと病みつきになるくらいヲタク度が高いです(笑)
クレマチスの丘 - ヴァンジ彫刻庭園美術館 [日本]
IZU PHOTO MUSEUM で小島一郎の写真展を観た後、クレマチスの丘にある
ヴァンジ彫刻庭園美術館に立ち寄りました。
しとしと雨の降る中、ひっそりとした庭園美術館を時間を掛けて回りました。
室内の展示は薄暗い照明の中でスポットライトを浴びた彫刻の立体感が際立ち、
屋外の展示は広い空間を活かして自然との調和を見取ることができます。
上海の美術館には時々行くのですが、この国の地方都市で文化的な場所(美術館や
コンサートホール)を探すのは一苦労です。
その点、日本では少し足を伸ばしただけでその機会に恵まれます。
とはいえ、今まで知らなかったこの場所を紹介してくれた友人に感謝です。
クレマチスの丘:http://www.clematis-no-oka.co.jp/main.php
ヴァンジ彫刻庭園美術館:http://www.vangi-museum.jp/index.html
クレマチスの丘 - 小島一郎写真展を観に [日本]
箱根の後は三島にあるクレマチスの丘へ。
お目当ては IZU PHOTO MUSEUM で開催中の『北へ、北から 小島一郎』。
津軽の厳しい自然とそれ立ち向かう人たちの版画を思わせるようなモノクロームの
プリントに圧倒されました。
没後50年の写真展に関連してIZU PHOTO MUSEUM から出版されたもの。
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さて、IZU PHOTO MUSEUMの外はモノクロームから一変して鮮やかな色彩の世界。
雨にもかかわらず、少し眩しいくらいです。
クレマチスの丘はなかなかいいところです。
森があって花があって、人が「美しい」と思えるものが自然に“そこ”にある感じ。
色彩感覚というのは人それぞれですが、大陸のケバい色使いにウンザリしていた
ひろネコにとっては“目の保養”になりました。
晴れた日なら朝から散歩したり木陰で本を読んだり、一日中のんびり過ごせそう。
機会があったらまた来てみたいです。
クレマチスの丘:http://www.clematis-no-oka.co.jp/main.php
IZU PHOTO MUSEUM:http://www.izuphoto-museum.jp/
箱根裏街道 [日本]
晩秋の箱根。
宮の下から仙石原にかけて早川沿いを走る箱根裏街道(R138)。
ひろネコはここを「隠れ紅葉谷」と呼んでいます。
雲の切れ目からやわらかな午後の光が差し込んで、いっそう艶やかに。
やはり日本の秋はいいですねぇ。
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今日から南通へ。
上海虹橋空港に着いた飛行機からタラップで滑走路に降りてバスを待っていると
北風が頬に冷たい。
気温は5℃くらいか?
昨年、上海の部屋がヤケに寒かったので、南通には綿入れ半纏を持参しました。
ジジ臭いヤツと思うなかれ。
長春みたいに床暖房完備だったらいいんですが、
上海周辺は意外と寒く足元から冷えるんであります。
まだ思案中だけど、この冬は淘宝(通販)でコタツを買うつもりです(笑)
素描 - 初冬の富士 [日本]
大観山の頂上付近にて。
雲の切れ間に姿を現した富士はまだ秋の色彩が残る箱根の山々よりも一足先に
冬の衣装を纏いはじめていました。
X-T1 + XF55-200/3.5-4.8R LM OIS で撮影したモノクロームのデータを
Adobe Lightroom 3 に取り込み、さらにSilver Efex Pro 2 で現像。
雪と氷に覆われる前の剥き出しの山肌を克明に描こうと試みました。
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金曜日に帰国。
土曜日は息子の通う中学校のバザーに行きましたが、
周囲から怪しいおぢさんと思われては困るのでカメラは持参せず、
うどんと焼きそばを食べながら息子の友人の父親とバイク談義で盛り上がり、
最後まで息子には遭遇しないまま帰宅するという怠惰な父親でした。
日曜日はリハビリ病院へ行って母親の回復状況と退院日を確認。
そして月曜日から一泊二日で箱根へ。
冷たい雨が降りしきる今日、息子は学校、カミさんは仕事だったので
家で写真の整理してから自在屋で「ランチ」を食べ、そのまま本屋へ行って
江國香織の『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』を買いました。
どうってことのない、ありふれた日常とも言える時間。
とはいえ仕事にどっぷりとハマった単身赴任先では味わえない時間。