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ドリアンはお好き? [アジア]

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これを見てピンときた御仁はかなりの“好き者”と察しますが如何?
そうです、コレが「フルーツの王様」、ドリアンであります。
「ドリアン」と言えばマレーシアですが、ここインドネシアのボゴールもドリアンの産地なのであります。

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前日、ジャカルタで合流したKさんは大のドリアン好き。
そのKさんが「ボゴール産のドリアンを食べたい」と熱望するので仕事帰りに寄り道。
立派なショーケースに陳列しているオサレなフルーツショップもありますが、どういうわけか道端に掘っ立て小屋を建てて商いしている店のほうが旨そうに見えるという時点で私ら二人共かなりイカれていると思うでしょう?
でも、こういう野趣溢れる場所で食べてこそ、現地の味を満喫できるのであります。

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いやぁ、地面から積み上げてあったり屋根から吊るしてあったり・・・
強烈なニオイとデロ〜ンとした食感がこの世のモノとは思えないドリアンと知りつつ、何故か嫌いとまでは言い切れない、不思議な食べ物であります。

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掘っ立て小屋の店先を行ったり来たりしていると、どこからともなくナイフを手にしたお兄さんが現れました。
Kさんが流暢な英語で話しかけると「オレに任せろ!」という雰囲気で品定めをはじめるお兄さん。

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アルマジロの甲羅みたいな表皮にプスッとナイフを刺してからニオイを嗅ぐお兄さん。
アタシだったら吐きそうになると思われますが、そこはドリアン兄さん、慣れてます。
そんなに鼻を押し付けたら痛くないのかなぁ( ̄_ ̄;)

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掘っ立て小屋の奥に飾られているポスター。
真ん中のはこの店の写真。
両サイドの上を見ると確かに「BOGOR」と書いてあるのでボゴール産なのでしょう。

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ドリアン兄さんってば、それで三個目ですよ。
二人で三個も食べたら、お腹壊しちゃうよぉ!

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いよいよ、ドリアン兄さんが選んでくれた逸品をカチ割ります。
この時点で「モワッ」と漂いはじめるドリアン臭 \( ̄▽ ̄;)/キタ〜っ!

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アルマジロの甲羅みたいな表皮の中にはウ◯コのような果肉。
さっさと食べないとハエが群がってきます。
世間では「ドリアンとアルコール(特にビール)を同時に摂取すると死ぬぞ!」と言われていますが、果たしてどうなんでしょう?
一説によると、ドリアンが胃の中でアルコールと混ざると急激に発酵して発熱→膨張→嘔吐という図式が成立するとも言われていますが、単に食べ合わせが悪くてお腹を壊すという説もあります。

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ニオイについては強烈で、「ガス臭い」「トイレ臭い」「腐った玉ネギの臭い」などと表現されていて、シンガポールのホテルではこのように持ち込み禁止の場所も。
( hironeko-photo.blog.so-net.ne.jp/2016-02-16 「幽默」を参照のこと)
中国大陸の酒店では犬とドリアン持ち込み禁止という看板もあるくらい。
それほど嫌われているドリアンですが、「三度食べたら中毒になる」とも言われるほど人を魅了してやまない悪魔のフルーツ・ドリアン。
さぁ、そこで鼻を摘んでいるアナタも、是非、御賞味くだされ。

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ドリアン兄さんの兄貴分も登場!
今度はこれを食ってみろ!と言わんばかりのドヤ顔で、ここを案内してくれた現地法人のアントンさんにも勧めます。
インドネシアもマレーシアに負けず劣らずドリアン好き。断る理由はありません。
三人で五個のドリアンを食べ尽し、お腹いっぱい。
口からドリアン臭を撒き散らしながら、この後はジャカルタの韓国焼肉へ。
ビールとソジュ(韓国焼酎)を混ぜて「バクダン」にして飲みましたが、お腹はぜんぜん大丈夫でした。
やはり「ドリアンとアルコール(特にビール)を同時に摂取すると死ぬぞ!」とは単なる都市伝説だったのでしょうか?


タグ:X100F
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