行くぜ、鎌倉。(報国寺) [ぶらり旅]
X-Pro2を片手に鎌倉散歩。
鎌倉駅から小町通りを北に進み、鶴岡八幡宮の門前を東へ20分ほどの報国寺へ。
「竹寺」の別名で親しまれる報国寺。
境内にある孟宗竹の竹林は日本的風情がたっぷり。
坐禅会や抹茶の席もあります。
雲の間から時折陽射しが差し込むくらいの肌寒い一日にもかかわらず結構な賑わい。
驚いたのはジジババよりも若い人が多く、しかも和服を着た女の子がチラホラ。
卒業式の時期にはまだ早いかな? いや、卒業式なら袴だろ!?
とにかく、記念写真を撮ってあげたついでに和服が素敵な彼女たちを「後ろ姿なら」という限定付きで数カット撮らせていただきました。
普通のマクロレンズは解像力重視なので描写はどうしても硬くなってしまいますが、
このXF60mm F2.4Rは繊細な解像力と柔らかいボケとが共存する数少ないレンズ。
着物の質感や彼女のうなじの柔らかさが手に取るように伝わります。
和服姿、結った髪、そして仕草がかわいいのでもう1カット。
風にざわめく竹林。
時々聞こえてくるバカップルの蓋が開いたような笑い声を除けば深山の趣。
岸壁に掘られた「やぐら」は足利家の墓。
今もひっそりとその歴史を伝えています。
苔生した庭に「落ち椿」が一つ。
椿は冬の花というイメージですが、花期は冬から春(しかも桜の終わる頃まで)と長い。
また、お茶の席には欠かせないので、鎌倉のお寺ではよく見かけます。
「それって、どこのデジカメですか?」
大学生と思しき女子に声を掛けられて少々ビビるひろネコ。
首に掛けているのは父に勧められたN社のフルサイズ一眼レフ+大口径標準ズーム。
彼女はその大きさと重さに悩んでいるという。
X-Pro2+XF35/1.4Rを持たせてあげたら「軽っ!」の一言。
そして液晶パネルが鼻の頭に当たらないので化粧落ちが気にならくて良いと言う。
にゃるほど、カメラ女子はそんなことも気にしているのか・・・
道理でスマホが流行るワケだ。
スマホやコンデジならファインダーも無いからマスカラしても気にならないもんね。
開発者諸君! おぢさんばかり相手にしてないで少しは女子のことも考えましょう!
古都鎌倉、やはり風流ですなぁ。
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