東京スナップ [日本]
走り出した瞬間に缶ビールを「ぷしゅ」。
これ、毎度お馴染み「スーパーあずさ33号」での儀式であります。
常夏のシンガポールからインドネシア、そして豪雪の青森から春一番の吹く東京。
めくるめく気候変動のおかげで少々風邪気味のひろネコでありますが、元気です。
終電間際の渋谷駅(おやおや、大陸だったら着グルミ剥がされますよ)
ここ数日は東京をウロウロ。
まずは渋谷のUPLINKで映画『放浪の画家ピロスマニ』を観てから品川へ。
上海で活躍する写真家の海原さんと久しぶりに一杯。
もちろん、立ち上げたばかりのプロ用撮影機材の新しいブランド『039』を祝って。
写真家ならではのアイディアを盛り込んで、痒いところに手が届く。
そんな、ありそうでなかった商品開発、がんばってください。
昨日は歌舞伎座の裏、静かな裏通りにあるArt Gallery M84へ行こうと銀座へ。
歩行者天国には相変わらず中国語が飛び交います。
もしかして、新橋芸者の姐さんたち?
どういう集まりなのか見当もつきませんが、日本人外国人にかかわらずウケてます。
右端のおぢいちゃん、カメラを高々と揚げて俯角でうなじ辺りを激写!
枯れても色気には目敏いですなぁ。
相変わらず、銀座でライカを構えるにはそれなりの覚悟が要りますね。
何せ、お上品な「自称ライカ使い」なおぢさまやおぢいさまがワンサカ。
御自身の写真遍歴やら御自慢の機材にいつでも花を咲かせたがっていらっしゃる。
時にはライカ使いの「御作法」まで伝授してくださるので涙が出るほどありがたい。
でも、こちらとしては間に合ってますんで、お気にせんでくださいな。
それと、最近ではだいぶ下火にはなったようですが、大陸系のライカ・ヲタク。
周囲にライバルとなりそうなライカを虎視眈々と狙っていて、何かというとすぐに
近寄ってきて「你的镜头哪里买的?多少钱?」(アンタのレンズはどこで買った?いくらした?)と質問の嵐!
哎呀,你们太麻烦了!(あいや〜、アンタたち超メンドクサイよ!) \( ̄▽ ̄;)/
別に何使ったってイイじゃん! 放っといてくりゃれ!
この日使っていたのはCosina-VoigtlanderのNokton Classic 35mm F1.4 S.C。
ズシリと手応えのある真鍮製の鏡胴にニッケルメッキ&ブラックペイントしたモノ。
いわゆるI.C.S輸入カメラ協会30周年記念モデル(100個限定品)であります。
外観は初期のSummilux 35mmに似てますが、レンズ構成は伝説の8枚玉、すなわちSummicron35mmに似ているというニコイチ。
写りはSummiluxほど暴れないけどSummicronとも違います。
現代的な解像力とコントラストに多少のぐるぐるボケとフレアを残した不思議玉。
開放f1.4からf2.8くらいまでがオールドで、f4くらいからは現代のテイスト。
大陸系のヲタク様に「10万日元怎样?」(10万円でどう?)と言われましたが、
「我不卖!」とお断り。
東銀座の「でんぱつビル」(電源開発本社ビル)の鉄塔。
雲の位置が絶妙で電波塔が煙突みたいに(笑)
この日の目的はコレ。
大好きなオードリー・ヘップバーンの写真展であります。
映画の中の一コマやポートレートが約30点。
その中で一点、表情、ライティング、写りの三拍子が揃ったポートレートを発見!
これは8×10で撮ったのか・・・ううっ、カワイイ♡
もう、目が釘付けであります。
いやぁ、いいモノ見せていただきました。
ああ、もう一度観たいから、CP+の帰りにも寄ろうかなぁ。
P.S.
我が家の受験生ですが、おかげさまで、まずは某私立高校の合格通知が。
しかも点数がかなり良かったらしく、勉強バリバリの「特進クラス」だそうで。
週明けには県立高校の入試で、こちらの発表は月末。
授業料は高いが豪華な設備と至れり尽くせりの私立か? リーズナボーな県立か?
迷うところでありますが、本人は条件の良い私立に行きたい様子。
もちろん親としてはリーズナボーな県立と言いたいところですが、「特進クラス」は入試の成績が良い生徒には「学費免除」とかのズンバラシイ待遇もあるようなので、もしかすると一考の価値アリかも。
まぁ、学校はどこであれ、最後は本人次第なんですがね。
とりあえず、恭喜!恭喜! 合格おめでとう!であります。
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