田んぼ [辰野通信]
稲刈りがすっかり終わった辰野町。
昨日の朝、木曽駒ヶ岳の頂上付近は初冠雪。
今朝はかなり冷え込んで、布団から出るのが億劫になってきました。
コタツが恋しい季節です。
秋の田んぼは黄金色の絨毯。
伊那谷を囲む山の緑の中で一際輝いて見えます。
21世紀になって間もない頃、広州駅から夜行列車に乗って湖南省益陽市へ。
翌朝、一等寝台(二段ベッド✕2の四人部屋)の車窓には見渡すかぎりの田んぼ。
ただ、整然とした日本の田んぼと違って、中国の田んぼは何だか乱雑な感じ。
稲も直線的に植えられているのではなく、ランダムというかジグザクというか・・・
まぁ、美的感覚の違いかもしれないが、もう少しビシッと植えられないのか中国。
近頃は減反で稲の代わりにソーラーパネルを田んぼに設置して電力会社に電気を
買い上げてもらう農家も増えているらしいが、買い上げ価格が下がると元を取るのが
大変らしく、設備投資も考えものらしい。
農業を続ける苦労を知らないヤツが言うのもアレですが、黒々とゴキブリのように
光るソーラーパネルより青々とした初夏の田んぼや黄金色した秋の田んぼが好き。
今度の日曜日から中国出張。
行き先は広東省、湖北省、湖南省。
高速鉄道が開通したので夜行列車には乗らないが、湖南省に広がる田んぼは今でも
ランダムでジグザグなんだらうか?
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