静かな山歩き(北八ヶ岳) [ぶらり旅]
県道50号線の有賀峠を越えて諏訪盆地に出たところで県道16号線を右折。
湖南郵便局の真ん前でV7 Racer の5,000km 走破を記念してパチャリ♪
「上諏訪・秋の呑みあるき」の翌日は久しぶりに北八ヶ岳の原生林を散策しに。
紅葉には早いか?それとも遅いか? ま、行ってみればわかるでしょ。
秋の麦草峠。
標高は2,127m、気温は10℃前後。
ヘルメットを脱いでグローブを外すと、ヒンヤリとした空気に肌に心地良い。
ライディングブーツ兼軽登山靴の紐を締め直してから一服。
国道を離れて苔生した原生林の中へ。
原生林の中にポッカリ開いた箱庭のような場所。
空は青く、静か。
立枯れた木の上で鷽(ウソ)の雌が一羽、雲に呼びかけるように口笛を吹いてます。
陽が傾き、気温が下がりはじめました。
さて、日が暮れぬうちに再び原生林の中へ。
静かな秋の一日。
ここぞとばかり頂上を目指すわけでなく、ただ山の、自然の中を歩いていると
自分が何処の誰でもないような、そんな錯覚に陥ります。
実際、大自然の中では名前も年齢も職業も有って無いようなもの。
草や木や動物たちと同じように、僕たちは一つの生き物にすぎないのです。
厳しい冬を耐え、春にはまた芽吹く。
ただ命を全うするために生きています。
僕たちはいろいろ難しいことを考え過ぎなのかもしれません。
この二日間で大活躍のα7ⅡとSummicron-R 50mm F2 (1969年製)。
マウント改造してD800 で使っていた時は気づかなかったすんばらしい描写。
M用のSummicron 50mm F2 2nd (1970年製)と同じ年代、同じレンズ構成で、
一体同じなのか?違うのか?後日レポートします。
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