Moto Guzzi V7 Racer のオイル交換 [日記]
前世紀60年代のカフェレーサーをそのまんな蘇らせたモトグッツィのV7 Racer。
乗ってヨシ、眺めてヨシ、イジってヨシと三拍子そろったこのナナハン。
噛めば噛むほど味の出るスルメイカのようなヤツでして、これまで乗り継いだ
数多のバイクの中で最も魅力のあるバイクであります。
納車からすでに5ヶ月が経過したところで走行距離は4,062km。
慣らし運転が終わった1,000kmに次いで2度めのオイル交換の時期であります。
用意するものは ↓ であります。
手前は廃油を受けるオイルドレンパン、右からオイルジョッキ、オイルフィルター、
エンジンオイル(指定は10W60)、そして廃油処理用のポイパック。
めがねレンチは17mmと14mmに加えてイタ車独特(!?)の13mm。
まずはエンジンが冷めないうちに(あるいはアイドリングを5分ぐらいしてから)
オイルパン前方のドレンボルトを外してオイルを抜きます。(ヤケドに注意してね)
ドレンボルトには鉄粉などを吸着させるための磁石がついていますが、
こちらは特に付着物はなかったであります。
次にオイルパン後方のドレンボルトを外して残りのオイルを抜きます。
(まだまだ出ます)
後方のドレンボルトには何やら付着物が・・・
最後にオイルフィルターを外しますが、ネジを緩めると残っているエンジンオイルが
デロ〜〜ン!とだらしなく出てきます。
頃合いを見てオイルフィルターを抜きます。
オイルフィルターをズボッ!と抜いたところ。
中のペーパーフィルターですが、けっこう真っ黒になってます。
こちらは新品のオイルフィルター。
中のペーパーフィルターって最初は黄色いのねん。
オイルパンやドレンボルトをキレイにお掃除。
エンジンオイルが完全に抜け切ったらオイルフィルターを組込み、
前後のドレンボルトを締め、新しいエンジンオイル(規定量は2.0L)を注入します。
エンジンを掛け、しばらくアイドリングしてエンジンオイルを循環させたところで
オイルレベルゲージを使ってオイルレベルを確認すれば完璧!
最後に廃油をポイパックに注ぎ込んで適切に処理すれば作業は完了。
良い子の皆さんは工具等もきちんと片付けようね♡
ところで、V7 Racer のメーターのデザインはとっても古風で美しいのであります。
しかもイグニッションキーを「On」にすると淡いブルーのバックライトとすべての
インジケータが灯ると同時にメーターの針がフルスケールを一往復するのであります。
その美しさはまさに溜息モノ。
この儀式はV7 Racer に乗る者だけが味わえる至福の瞬間であります。
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