酒と映画と写真とレンズ

先週末は上海から一時帰国中の写真家・かいはらさんと都内で一杯。
生ビールで喉を潤してから焼酎のロックをチビチビ。
ツマミは炙りしめ鯖、分厚い牛たんetc・・・うぃ〜、余は満足じゃ。

話題の一つは『セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター』。
ヴィム・ヴェンダース監督のドキュメンタリー映画であります。
その日の午後に観てきたばかりの私は少々興奮気味。
興味のある方は是非！

映画館で衝動買いした“GENESIS”のプリント集。
品のある老婦人が「重い」「大きい」と言って買うのを躊躇っていたこの写真集の
中から16枚を選んでプリント（印刷）したもの。（化粧箱入り）

これらはその中身。
どれも圧倒的な存在感に溢れています。
その分、自分の撮る写真があまりにもヘタレに思えてトホホな感じ (´・ω・`)
もちろん偉大な写真家と比較しちゃいかんとも思うんでありますが、
ちょっと面白いから撮ってみた・・・くらいでは伝わらない。
テーマというか、写真で何をどう表現したいのかを明確しないとダメだよなぁ。
強烈な刺激を受けつつ、ヘタレな自分を反省するひろネコでありました。

と言いつつヘタレな写真を一枚。
かいはらさんと待ち合わせした都内の某カメラ屋で見つけたHektor 7.3cm F1.9で。

1934年製（シリアルNo.235xxx）で貫禄のある風貌。
手にした時の重量感は真鍮とガラスの塊である証拠。
以前から気になっていたのに本人にはお目に掛かったことがなく、
しかも高嶺の花と思って諦めていたところ。
運命の出会いであります。

というわけで、久しぶりに密度の高い一日でありました。

 

タグ：LEICA M Monochrom Summicron 2/50 (2nd) Hektor 1.9/73

コメント 4

とても良い買い物でした。
by かいはら (2015-08-26 10:35) 

かいはらさんは“縁結びの神様”です。
by hironeko (2015-08-26 23:05) 

縁結びは良いけれど、お小遣い減るよ。
by かいはら (2015-08-28 14:20) 

へへへ、お小遣いはそのためにあるのです。
あ、カミさんにはナイショですよ。
by hironeko (2015-09-01 21:59)